貸家建付地の売却 - 貸宅地・貸家建付地ってどう評価されるの?

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貸家建付地の売却

遺産相続のときに高い確率で相続する可能性のある財産に不動産があげられますが、その中には貸家建付地を相続することになる人もいると思います。
普段から不動産に関わっている人なら分かるかもしれませんが、そうでない人は貸家建付地と聞いてもいまいちピンとこないのではないでしょうか?

そこでここでは貸家建付地とはどんな土地のことを言うのか、そして貸家建付地を売却するときにはどのようにすればいいのかお伝えしていきます。
はじめに貸家建付地についてですが、これは所有する土地にマンションやアパート、ビルなどを建ててそこを誰かに貸している状態の土地のことを言います。

ポイントになるのは「人に貸している」ことが重要で、人に貸す予定のある状態であれば貸宅地になりますし、貸すつもりでも建物が建っていなければ通常の土地となります。
貸家建付地を相続するにあたって知っておかなければならないのが、建物の一部を人に貸している状態になるわけですから、そこを使う権利は借りている人にあります。

ですから貸家建付地を売却するから出て行ってくれと強制することはできません。
それでは貸家建付地を売却したい場合はどのようにすればいいかと言うと、これは基本的に強制的に立ち退いてもらうことができない分売却するなら交渉が必要になります。

借りている人に立ち退き料を支払うことが前提になるでしょうが、お互いに納得できなければ成立しませんし、オフィスなどに使っていると急に立ち退いてくれと言われても難しいケースがほとんどでしょう。
ただし3か月以上賃料を支払っていなかったりして借りる側の義務を果たしていない場合は強制的な立ち退きを通告することができます。

つまり貸家建付地を売却するならまずは交渉をしてからということになります。
そして貸家建付地を相続するときの流れも把握しておかなければなりませんが、貸家建付地の評価は土地の評価額(1-借地権割合×借家権割合×賃貸割合)の計算式で出します。

借地権割合は、国税庁のホームページ(財産評価基準書路線価図・評価倍率表)に掲載されている「路線価図」で確認することができますが、一般的には30パーセント程度になっています。
また、路線価による評価ができないエリアの場合は倍率方式によって評価しますが、こちらも国税庁のホームページに記載されていますのでチェックしてみましょう。

貸家建付地に限らず不動産の評価は専門家を交えるとスムーズになります。