貸家建付地の読み方 - 貸宅地・貸家建付地ってどう評価されるの?

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貸家建付地の読み方

相続財産に不動産が入っているとき、それが貸家建付地になることもあります。
いろいろと知っておきたいこともありますが、そもそも見慣れない言葉で読み方すらわかりませんよね。
これは「かしやたてつけち」と読みます。
少なくとも日常生活でよく使う言葉ではないでしょう。

貸家建付地とは何かというと、簡単に言えば賃貸用の物件のことです。
相続財産に賃貸にしているアパートやマンションなどの物件あったら、それが貸家建付地になります。
厳密にその意味をご紹介すると、故人が所有するその土地に、やはり故人が所有する物件が建っており、それを人に貸している状態のことです。
このときは相続財産に貸家建付地が含まれることになります。

あまり資産を持っていない家庭で見ることはそれほどないかもしれませんが、資産家で不動産をたくさん持っていたり、相続対策に熱心だったりすると、これが財産に含まれることも多いです。
不動産は持っているだけではあまり意味がありません。
それをうまく運用して利益が出ることがほとんどですから、不動産をたくさん持っていれば、それを賃貸として運用していることが多いのです。
そのため、不動産をたくさん持っている方が亡くなると、相続財産には貸家建付地が多く含まれがちです。

また、資産家で節税に熱心な方の場合も、資産に貸家建付地が含まれることが多いです。
相続税に詳しい方の間で有名ですが、これは一種の節税対策になります。
財産を現金でそのまま持っていると、その額面上の金額に対して税金がかかりますが、それを貸家建付地に変えておくと、本来の資産額よりも金額が少なくなり、課税額も少なくなるという仕組みです。
貸家建付地にはこのような一面もあるため、節税策に熱心な資産家が亡くなった場合、財産に貸家建付地が含まれることも多いのです。

貸家建付地とはこのようなもので、落ち着いて確認すればどう扱えばいいのかわかります。
読み方がわからなくても、特別困ることはありません。
相続財産としての扱い方や、かかる相続税は特に変わらないからです。

貸家建付地があるときは、普通の物件よりも評価額が減額されるため、ここは注意が必要ですが、減額されたその評価額を遺産の総額へ加える点は変わりません。
貸家建付地が何軒もある場合、それぞれ適切な評価額を調べ、それらを全部合計していくらの財産になるのかを調べます。
総額いくらと財産額がわかったら、あとはそれに所定の税率をかければ、相続税額を計算できます。
読み方がわからなくて戸惑うかもしれませんが、基本は変わりませんから落ち着いて確認してください。