駐車場について - 貸宅地・貸家建付地ってどう評価されるの?

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駐車場について

遺産相続によって土地を相続することはよくありますが、土地は預貯金のように分かりやすい形になっているわけではないので、相続する際にはきちんと評価してもらわなければなりません。
なぜなら遺産相続した結果総額で3,000万円以上の財産になる場合、相続税の対象になるからで、どのくらいの評価額になるかによって収める相続税も変わってくるからです。

まず土地を相続するときによくあるのが土地にマンションなどの建物が建っていて、それを誰かに貸しているケースで、この場合は貸家建付地評価によって出します。
貸家建付地とは被相続人の所有する土地に建物が建っている状態で、なおかつそれを誰かに貸している必要があります。
たとえば被相続人が持っている土地にマンションを建てて、それを誰かに貸している状態のときに相続すれば貸家建付地評価によって評価額を決めます。
貸家建付地評価は「自用地とした場合の価額(誰にも貸していない状態の土地)-自用地とした場合の価額×借地権割合×借家権割合×賃貸割合」の計算式によって出すことができます。
また、一般的な貸家建付地は小規模宅地等の特例が適用されるので、かなりの減額が望めます。

そして同時に考えておかなければならないのが駐車場についてで、たとえばマンションやアパートを自分の土地に建てている場合、駐車場を別のスペースに用意しているところも多いと思います。
駐車場は一般的に自用地評価となりますから、アパートやマンションとは別に評価しなければなりませんが、場合によっては貸家建付地評価でまとめて評価することもできます。
例としてアパートやマンションと同じ敷地内に駐車場がある場合で、これは地下駐車場であろうと屋根のない駐車場であろうと敷地内であれば適用されます。

自用地評価としての評価はあくまでもアパートやマンションとは別の敷地で駐車場を建てているときのみになります。
もし駐車場を別の敷地に建てているなら倍率方式の場合は「固定資産税評価額×倍率=自用地評価額」、あるいは「固定資産税評価額×実測面積/台帳地積×倍率=自用地評価額」、路線価方式の場合は「路線価×奥行価格補正率等×地積=自用地評価額」で出すのが一般的です。

いずれにしても駐車場とアパート・マンションを同時に所有している場合は駐車場の敷地がどこかによって評価方法が変わると覚えておけばいいので、その点も踏まえて専門家に相談しながら手続きを進めるといいでしょう。